落葉落ちかさなりて雨雨をうつ今日ばかり いかで留めむ 又こむは 思ふに遠き 秋の別れを

2020年11月22日

墓参り 終わりて降りる 石段の 萩の小枝が やさしくふれる

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墓参り 終わりて降りる 石段の 萩の小枝が
やさしくふれる
                hana

(はかまいり おわりておりる いしだんの はぎの
 こえだが やさしくふれる)

意味・・故人の供養のためにお墓参りに来ています。
    お墓を清掃して手桶で水を汲み柄杓で墓石に
    水打ちをする。花を供えお線香に火をつけて
    合掌しています。
            合掌しながら故人の冥福を祈っています。
            あんな事があった、こんな事があったと故人
    を思い出す。色々と良くしてもらっていたの
    にあの時はつっけんどんにして悪かったと後
    悔されてくる。そしていつも見守ってくれて
    ありがとう、と心の中でつぶやいている。
    心静かなひと時を過ごして墓参りを終えると
    気持ちがすっきりした。
    墓参りが終わって石段を静かに降りていると
    家族への慈しみの心が湧いてくる。その時萩
    の小枝が優しく触れるのであった。

作者・・hana=ブログ上での名前。

出典・・ライブドアーブログ。


sakuramitih31 at 08:00│Comments(4)和歌・短歌・俳句 

この記事へのコメント

1. Posted by 夢子   2020年11月22日 08:52
名歌鑑賞さん おはようございます
hanaさんのブログには 季節に合わせて
お花の写真がアップされています
その撮り方が さりげなくて好きですね
お墓のまわりに萩の花は 私のところもあります
萩の小枝が「よくお参りにきてくれましたね」と
ささやいてくれているようですね
 (*^-^*) ニッコリ☆ 
2. Posted by hana   2020年11月22日 17:11
夢子さん、名歌鑑賞さん有難うございます。
その様に受け止めて下されば嬉しいです。
3. Posted by 名歌鑑賞   2020年11月23日 00:03
夢子さん こんばんは。

hana さんが墓参りした故人は優しかったのでしょうね。萩の花に触れて優しかった故人を偲ばれている姿を感じます。
4. Posted by 名歌鑑賞   2020年11月23日 00:06
hana さん こんばんは。

歌の前句と後句の結びつきの思いは人によっていろいろ違って来ますね。

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